創業50年、コンシューマーゲーム機のコントローラーを企画開発、製造してきたユニオン電子工業株式会社が、業務用・法人向けのAI翻訳機『Perico PRO』の製造・販売を開始した。
過去149機種のコントローラーを提供してきた老舗メーカー・ユニオン電子工業
ユニオン電子工業は、横浜に拠点を構える民生品の受託製造、部品開発等を行う電子機器メーカー。主力製品は任天堂やソニー製品に接続するゲーム機器用コントローラーで、過去149機種のコントローラーを提供してきた。そんなユニオン電子工業が、初めての自主商品として提供したのが、AI翻訳機『Perico PRO』だ。
取引先の声が活かされた翻訳機『Perico PRO』
『Perico PRO』は対面で利用する、53言語対応のタッチパネル型AI翻訳機。業務用・法人向けとされている通り、店舗などでの外国人に向けた接客がメインの用途だ。用途を踏まえた上で、ユニオン電子工業の強みが活かされている点が「カスタマイズ性」と「スピーカーとの連携」。筐体のカラーリングは、基本色だけでも全10色が用意されているが、さらに企業の要望に応じたカスタマイズも可能になっている。また、Bluetooth接続による専用スピーカーを同時販売。翻訳機と連携することで、店内放送として活用可能になるという。これらは、同社が50年の営業を通じて取引先から得た声が活かされているそうだ。
商品情報
- 『Perico PRO』
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2020年3月6日(金)発売
価格:オープン価格
販売元:ユニオン電子工業