米国での「ジョージ・フロイド」検索回数が一時急上昇 コロナ以上に

米国での「ジョージ・フロイド」検索回数が一時急上昇 コロナ以上に

2020/06/19

現地時間5月25日に、米ミネソタ州ミネアポリスでアフリカ系アメリカ人のGeorge Floyd(ジョージ・フロイド)氏が、白人警官によって首を膝で押さえつけられて死亡するという痛ましい事件が起きた。その後、アメリカ全土を巻き込んだ人種差別反対運動が発生し、現在も広がり続けている。

グーグルトレンドのデータによると、アメリカでは一時「George Floyd」を検索する人が、「coronavirus(コロナウイルス)」や「Donald Trump(ドナルド・トランプ)」を上回ったという結果が出た。事件の痛ましい映像がネット上に出回った後から、「George Floyd」をグーグルで検索する人が続出したようだ。

ちなみに「George Floyd」とともに急浮上した検索ワードとして「Martin Luther King Quotes」がある。マーティン・ルーサー・キング牧師はアフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者で、1960年代に人種差別撤廃を求める非暴力の闘争を行ったことで知られるが、フロイド氏の事件後にキング牧師の名言をSNSでシェアした人も多く、そのために彼の名言を検索する人が増えたと見られている。

アメリカではフロイド氏の事件が起きた直後から、ブラックコミュニティだけでなく、ハリウッドやスポーツ界、音楽業界なども巻き込んだ「Black Lives Matter(黒人の命も大切)」運動が各地で起こっている。

感想をお聞かせください

新たな発見や感動を得ることはできましたか?

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
回答を選択してください

ご協力ありがとうございました。

Categories

カテゴリー

『CUFtURE』(カフチャ)は、au 5Gや渋谷未来デザインなどが主導する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」とCINRA.NETが連携しながら、未来価値を生み出そうとする「テクノロジー」と「カルチャー」の横断的なチャレンジを紹介し、未来志向な人々の思想・哲学から新たなヒントを見つけていくメディアです。そしてそれらのヒントが、私たちの日々の暮らしや、街のあり方にどのような変化をもたらしていくのか、リサーチを続けていきます。