ヴァーチャルパークシステム「VARP」の提供がスタートした。
クリエイティブ集団PARTYが開発したVARPは、仮想空間上で世界中の人々がアバターを介して音楽、ライブ、映画、アート、イベントなど様々なエンターテイメントの共体験を可能にするシステム。VARPを使うことでアーティストやイベント主催者は、オリジナルのヴァーチャルパークを作成し、iOS、Android対応のアプリケーションとして配布することができる。アプリ内課金による「物販機能」も搭載予定。ユーザーはパーク内を自由に動き回ることができ、世界中のユーザーと共に音楽ライブ、イベント、コンテンツ視聴などの体験が可能となる。
第1弾として7月にアーティストとコラボしたヴァーチャルライブを開催予定。詳細は後日発表される。
PARTYはアイデア、デザイン、テック、ビジネスを越境して未来の体験を社会実装するクリエイティブ集団。東京・お台場の日本科学未来館でのAIと人間が共創したアート作品『GANGU』の常設展示や、千葉・成田空港第3ターミナルの空間デザイン、雑誌『WIRED』日本版のクリエイティブディレクション、ソフトバンク『FUJI ROCK FESTIVAL '19 EXPerience by SoftBank 5G』といった最新テクノロジーとストーリーテリングを融合した事業や、アートと個人の関係をテクノロジーで変革する「The Chain Museum」など新規事業開発を行なっている。
開発チームのコメント
コロナ禍を経験することによって、今まさに私たちの生活様式は変化しつつあります。多くのイベントや公演がキャンセルとなったエンターテイメントにおいても、新たな生活にあわせて進化するチャンスなのではないかと考えます。その進化は、リアルイベントの代替としてのヴァーチャルイベントというものではなく、リアルとヴァーチャルでの同時開催や、現実世界で取得したデータのヴァーチャル空間への活用など可能性は多岐にわたり、コンテンツそのものも、その収益構造もアップデートできるはずです。
PARTYがこれまで培ったテクノロジーやノウハウを活用することで、カスタムメイドされたオリジナルのヴァーチャル空間をよりスピーディーに提供することが可能になります。「オリジナルのヴァーチャル体験ができるアプリをつくって公演やプロモーションに使いたい」「ヴァーチャル空間を活用したビジネスを試してみたい」そんな新たな可能性を目指す方々と共に新しいエンターテイメントコンテンツを生み出すべく、ヴァーチャル パーク システム「VARP」の提供をスタートしました。皆が集い熱狂できる新たな場所を、ぜひ一緒につくりましょう。
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