観て楽しむというイメージが強いサボテン。しかし、なかには食べられるサボテンがあることをご存知だろうか。食用ウチワサボテン『太陽の葉』は、そんな食べられるサボテンのひとつだ。
食べられるサボテンの味は?
日本で食用にされることはめったにないが、メキシコではサボテンが日常的に食べられている。なかでも食用ウチワサボテンの特徴は、ネバネバとした食感とさっぱりとした酸味。
薄くスライスしてそのままサラダやスムージーにしたり、ほかの食材と一緒に炒めものにして食べることができる。
高い栄養価を持つウチワサボテン
ウチワサボテンには、食物繊維をはじめとする多くの栄養素が含まれている。具体的には100g当たりにβカロテン550μg、カルシウム170mg、マグネシウム56mg、有機酸総量0.8g、食物繊維総量1.4gが含有されている(愛知県産業技術研究所食品工業技術センター分析)。こうした高い栄養価から、健康のために食べる国も多いという。
人に優しい栽培方法で育てられた『太陽の葉』
『太陽の葉』の畑があるのは、サボテンの名産地である愛知県春日井市。屋外の畑で自然に近い状態で栽培された『太陽の葉』は、サボテン本来の味やコク、香りを楽しむことができる。
また、「人に優しい栽培方法」にもこだわっており、化成肥料は一切使わず、自然由来のものだけでつくられた安全な有機肥料のみを使用。草取りから葉の健康管理まで、すべて1枚1枚、手作業で行っているという。
また、『太陽の葉』を販売する「こだわり商店」では、トゲや皮が処理済みの冷凍ピューレ加工や冷凍ブロック加工も行っている。こうした取り組みで全国の飲食店や食品メーカーへ供給を広めているため、身近なお店でサボテンが食べられようになる日は近いのかもしれない。
商品情報
- 『太陽の葉』