オンラインで握手会を再現するWebサービス『Re:Meet LIVE』

オンラインで握手会を再現するWebサービス『Re:Meet LIVE』

Jun.5 2020

「会いに行ける」ことはアイドルの価値のひとつになった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって、アイドルに限らず、人と会うことが困難なものに変化した。こうした状況に対応するために開発されたサービスが『Re:Meet LIVE』。オンライン上で模擬的な握手会やサイン会を実施するためのサービスだ。

オンライン上での握手会やサイン会を可能にする『Re:Meet LIVE』

残念ながら、オンラインでは手と手が触れ合う握手をそのまま再現することはできない。そこで『Re:Meet LIVE』は、現場の空気感を表現するという手法を取っている。

現場の空気感を実現するために、デジタルを使った新しいコミュニケーション機能を活用する。アイドルが用意したパフォーマンスをファンが選び、互いに共有する「応援うちわ」。デジタルの強みを生かした縦横変更可能な「デコショット」などだ。

また、ファンがイヤホンで音声を聞くことを前提とした「ウィスパーボイス」は、普段近づくことのできない距離感を体験できる。いずれも、これまでリアルでは実現が難しかった、オンラインならではの機能だ。

待機中の時間もエンターテイメント化

開発にあたっては、アイドルやタレントによる握手会やサイン会を、「並ぶ・体験する・形に残す」という、一個のアトラクションとして捉えたという。

このため、ライブで開催時間を待つように、『Re:Meet LIVE』にも待機時間が存在する。ファンは整理券を発行して所定の時間まで待機するのだが、この待っている間だけ、PodcastやSNS連携、直前コメントの表示、呼び込みなどの機能を体験することが可能になっている。

リアルの代替ではなく新たな価値を発揮できる可能性

『Re:Meet LIVE』は、握手会やサイン会といったリアルイベントの代替としての価値を持つサービスだ。しかし、オンラインであることを活用してアイドルとの距離感をより近いものにするという意味では、新たなサービスと捉えることもできるだろう。

しかも、オンラインということで場所の制約がなくなるため、これまでより客層を拡大することができる。さらに、アイドルに限らず、バーチャルアイドルや顔出しのできない声優といった、リアルイベントの実現が難しいパフォーマーも利用が可能だ。

新型コロナウイルスの影響が去った後でも、新たな価値を発揮できる可能性を秘めたサービスといえるだろう。

サービス情報

『Re:Meet LIVE』

Categories

カテゴリー

Latest Articles

最新の記事

『CUFtURE』(カフチャ)は、au 5Gや渋谷未来デザインなどが主導する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」とCINRA.NETが連携しながら、未来価値を生み出そうとする「テクノロジー」と「カルチャー」の横断的なチャレンジを紹介し、未来志向な人々の思想・哲学から新たなヒントを見つけていくメディアです。そしてそれらのヒントが、私たちの日々の暮らしや、街のあり方にどのような変化をもたらしていくのか、リサーチを続けていきます。