街づくりにおける各種コンサルティングを手掛ける株式会社NI-WAが、「リモートで体感するアート」をテーマとしたオンライン型アートイベント『つくらない都市計画』を5月6日より開催する。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出制限が余儀なくされるなか、リモートワークやオンライン授業、オンライン飲み会など、デジタルコミュニケーションが急速に普及。直接対面の価値などが見直され、コロナ収束後には人々の価値観や社会システムに大きな変化が生じるだろうことが予見されている。
こうした情勢を受け、NI-WAが挑戦するのは、その場の臨場感をふくめて自分の目や耳で感じるという従来のアート体験を、デジタルコミュニケーションツールを活用してリモートで体感するという新たな取組みだ。
5月6日から31日の25日間、東京・九段の会員制ビジネスサロン「kudan house」を舞台にクローズドアートイベントを開催。東京大学大学院教授・横張真氏が提唱する『つくらない都市計画』をテーマに掲げ、『アート×街づくり』の可能性を探る。会場ムービーの配信に加え、DJ、ミュージックライブなどが予定されている。
アートディレクターにはギャラリストとして多くのアーティストを世に輩出してきた吉井仁実氏、ゲストアーティストには写真家の篠山紀信氏らが参加。ほかにも、建築、テクノロジー、カルチャー、エンターテインメントなど、各界のオピニオンリーダーが登壇してアートによるこれからの都市の在り方を表現する約30コンテンツを配信する予定。
なお、5月6日はオープニングイベントとしてオンラインレセプションパーティーを開催予定。ティザーサイトのトップページ「REGISTER」より事前会員登録(無料)をした人を招待するとのこと。
イベント情報

- クローズドアートイベント『つくらない都市計画』
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会期:2020年5月6日(水)~31日(日)
参加アーティスト:篠山紀信、脇田玲、田所淳、秋山ブク ほか(順次公開)
トークセッション登壇者:ノルベール・ルレ、ヴィヴィアン佐藤、小松成美、田中杏子、水野学 ほか